カラスのガー子

昨日のぽかぽか陽気は去ってしまったものの、いつもよりは暖かかったので、水元公園に行ってきました。

水元公園は、小合溜という遊水地を中心とした東京23区の中では最大規模の水郷公園です。小合溜は江戸幕府の治水事業としてつくられた歴史のある遊水地で、これをはさんだ向こう側は埼玉県三郷市、対岸に見えるは埼玉県立みさと公園という位置関係も面白いです。


対岸は埼玉県立みさと公園


これだけ自然豊かな公園なので野鳥もたくさん飛んできて、園内にはバードサンクチュアリもあります。そういう場所にはお決まりで、ハトもカラスも人間が食べ残したモノなどを目当てにたくさんやってくるわけです。

夕方になって家に帰ろうと出口に向かって歩いていると、なんと一人の男性の自転車にカラスがとまっているじゃありませんか。なんとも人を恐れぬカラスらしい行動です。

でも、よくよく見てみると、その男性は怖がったり追っ払ったりする様子もなく、それどころか食べ物を与えているんです。
う~む、そういうことをするとカラスはなおさら人を恐れなくなるし、逆に餌がもらえると思ってどんどん人に寄ってきちゃんじゃないの~、と思っていたら、なんと今度は”手乗り”を始めたじゃないですか!! え~!? 手乗りカラスなんて見たことない!!
なんとこの男性の上着の背中には、「カラスのガー子」と書かれているではないですか。

どうやらこの男性、ガー子を雛の時から世話しているようなんです。よく見るとガー子の足には識別用なのかカラーリングがつけてあります。確かになついてますねぇ。

いや~、カラスなんですよ、ええ、こういうの、初めてみました。

東京思考

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