Seymour Duncan (セイモア・ダンカン) YJM Fury

ギターを再始動して1ヶ月、まだまだ20年のブランクを取り戻せてはいませんが、少しずつ指も動く様になってきました。音作りもJS-10でいろいろと試しています。

さて、音作りでイジりたくなるのは、そうです、ピックアップです。シングルコイル ピックアップの音が好きなんですが、替えるならノイズが少ないスタック構造のピックアップ。いろいろと調べた結果、Seymour Duncan (セイモア・ダンカン) YJM Furyにすることにしました。最初はフロントとリアを交換しようと思ってたんですが、ボリュームポットが調子が良くないのと、はんだ付け作業が少なく間違いが避けられることから、ピックガードに予め組み込まれ結線済みのセットで一式交換することにしました。

購入したのがこちら、Seymour Duncan YJM FURY FOR STRAT GUITARS -SIGNATURE LOADED PICKGUARD- です。箱にはイングヴェイ・マルムスティーン付きです(笑)。

中を開けると、すでに組み込み済のピックガードが。

ピックアップカバーにはYJM。

裏を見ると、綺麗に配線済みです。素晴らしい。これならピックガードごと交換すればよく安心です。

さて、それでは今付いているピックガードを外します。

こちらは少しごちゃっとした配線でした。ん?、これにマウントされているピックアップは...?

な、な、なんと、フロントとリアがDiMarzio(ディマジオ) HS-3!!


自分で交換したことを忘れてしまっていたのかと、ちょっとショックを受けたのですが、だんだん記憶が蘇ってきました。確かこのギター、フロントとリアにHS-3が付いている状態で売っていた気がするんです。多分、間違いないと思います。そうかぁ、そうだったかも。(それでセンターピックアップカバーだけ変色の仕方が違ったのかぁ、といまさら)


Seymour Duncan YJMもDiMarzio HS-3も、どちらもスタック構造でノイズキャンセリングされたイングヴェイ・マルムスティーン御用達ピックアップ。確かイングヴェイは最初はDiMarzio HS-3を使っていて、後にSeymour Duncan YJMに移行したと思います。


DiMarzio HS-3が付いていてことにちょっと最初はショックを受けたものの、逆にSeymour Duncan YJMに替えたらどう音色が変わるか、それはそれで面白そう。


僅か3箇所のはんだ付けで交換終了です。結線済みピックガードは楽です。もちろん、不調だったボリュームポットもなおりました。

さて、音はどう変わったしょうか。私が感じた大きな変化は、出力と高域です。

DiMarzio HS-3に比べてSeymour Duncan YJMの方が出力が大きく、音の高域がしっかり来る感じがします。

DiMarzio HS-3はエフェクターのOver Driveで補いながら、でも出力が低いので逆にクリーンな部分がどこかに残っている感じです。

Seymour Duncan YJMは、エフェクターのアンプシミュレータで充分で、歪み系はブースターの方が素を損なわずに良い感じです。高域もしかっり出て延びもあります。出力が大きいけど素な部分はしっかり残っているので弾き方で音の色あいを調節出来で良いです。

ノイズが少ないのは、どちらも一緒です。勿論この辺りは、人の好みと感じ方ですので、どっちが良い悪いではありません。

パーツ交換とか、楽しい!!

そしてまた、昔の感覚を取り戻す修行の日々が続きます。

東京思考

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