青戸高射砲陣地跡

葛飾区についていろいろ調べていて、11年住んでも訪れていない場所や知らなかったことが沢山あることに驚いています(笑)。

例えば、神社やお寺。それなりに訪れていると思っていたのですが、調べてみると、葛飾区内にそれぞれ90から100ずつ在るようなのです(驚)。地道に訪問していこうと思っています。

そして、今回掲載する『青戸高射砲陣地跡』もその1つです。この様な跡があるなんて、全く知りませんでした。しかも以前住んでいた場所の近所で、何度かこの前を通っていたにも関わらず、全く気が付きませんでした。ま、仮に今住んでいる近所にこれがあっても、事前に知っていない限り気が付かないと思います(笑)。

高射砲とは、Anti-aircraft CannonまたはFLAKと呼ばれている、地上から航空機を攻撃するために作られた大砲です。青戸高射砲陣地跡は、太平洋戦争時にB-29爆撃機を撃墜するために設置された高射砲の跡で、台座の円形の跡が残っています。『ビジュアル図解東京の「痕跡」』(遠藤ユウキ著 同文舘出版)によると、この付近に18基の高射砲が配置されていたようです。多くはその後の土地開発でなくなっていると思われますが、幾つかは今でも跡を残していました。

葛飾区には、訪れたくなる場所が、まだまだ沢山ありそうです。

東京思考

日常の出来事や、気ままに撮った写真など。

0コメント

  • 1000 / 1000