室外機の日除けカバーを、100均の材料で自作

今日の東京の最高気温は32℃、我が家のベランダでは36℃を超え、本格的な夏に突入です。この時期になると欠かせないのがエアコンで、今日も我が家ではエアコンをつけてます。

エアコンの省エネでよく話題に出てくるのが室外機のカバーです。直射日光を避けて室外機そのものが高温になるのを防ぐと冷房効率が上がって、消費電力が抑えられるというものです。

我が家でも、車のフロントガラスの内側に置くような、室外機の上に置く反射板タイプのものをつけていたのですが、1シーズンたつとかなり痛み、銀色の膜もバリバリ剥がれて周りに散る状態になります。値段は1,000円程度なので毎年買い換えていたのですが、掃除も大変だし勿体無いので、ちゃんとしたカバーを購入することにしました。

インターネットで検索してみると、プラスティック製の屋根タイプで3,000円前後、外枠までしっかりあるタイプだと5,000円から10,000円超までありました。

ちょっと高いなぁ...。

ということで、思い切って自作することにしました。自作と言っても、木工で本格的に作るのは時間と手間がかかるので、100円均一ショップの材料を活用した自作です(笑)。

今回のは、8畳用エアコンの室外機なので比較的コンパクト、材料はこれだけです。

 ・屋根の骨格となる「ワイヤーフレーム」

 ・屋根になる「すだれ」

 ・室外機に固定するゴム製の「自転車用ロープ」」

 ・(「結束バンド」が家に無い場合はそれも)

まず、すだれの上にワイヤーフレームを置きます。すだれは大きめのを買って、二つ折りにして二重化すると丈夫です。

すだれをワイヤーフレームに結束バンドで固定していきます。すだれの目の間に結束バンドを通してまた戻して止める、という簡単なものです。
すだれに大きさにもよりますが、基本は両側と真ん中を結べば、かなりしっかりと固定されます。今回は全部で15箇所止めました。ここでポイントは、後でゴムロープを通しますので、左右の1/4か1/3ぐらいのところは、結束バンドで固定せず、間にロープを通せる余裕を持たせておくことです。
しっかり固定したら、結束バンドの余って飛び出ている部分をハサミで切りとります。
次にゴムロープを、ワイヤーフレームとすだれの間に通して行きます。
今回、ゴムロープが2mのタイプで、室外機は1周巻いて160cmだったので、長さ調節のためいワイヤーフレームをぐるっと1巻しています。
ワイヤーフレームの途中からゴムの片方の先端を出します。どれくらい手前から出すか=室外機の前に突き出る恒の長さ、になります。室外機の全面に余裕がある場合には、恒を長めに出して、日陰を多めにとると良いと思います。(その場合は、それに合わせた大きめのワイヤーフレームが必要です。)
2本のゴムロープを、同じ長さが出る様に調整して、完了です。今回はフレームに余計に1巻しているのでこのままですが、ゴムロープも結束バンドで固定するのも良いかと思います。
さて、取り付けです。長く出したゴムロープを室外機の裏側に垂らして落としていく様にして、載せます。
室外機の下からゴムロープの端を手繰り寄せて、フックに引っ掛けて繋げれば、取り付け完了です。
こんな感じの屋根が出来上がりました。

実はこれ2作目で、2週間前に1つ目のを作成しました(その時はブログに載せようと思っていなかったので、写真とか全然取らずに作ってしまいました...)

前作はもっと大きな室外機だったので、一回り小さいワイヤーフレームと、同じく一回り小さいすだれを使って作成しました。

室外機の大きさに合わせて、あと恒をどれだけ前に張り出させるかで、ワイヤーフレームとすだれの大きさを考えればOKです。結束バンドとゴムロープで固定するのは同じパターンです。

屋根に高さを持たせたけば、室外機と屋根の間に発泡スチロール製のブロックを入れるなど、いろいろ工夫が出来ると思います。

今回の材料費は550円+消費税44円、合計594円で出来ました。あとは100円均一ショップのすだれの耐久性を見守ってみます(笑)。

東京思考

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