筑波山 (一)

筑波山に行ってきました。

運動を兼ねてウォーキングをメインにやっていますが、たまに行くのが登山です。これまでも高尾山には3回行きましたが、今回、初めて筑波山に行ってきました。

筑波山は、茨城県つくば市北端にある山で、西側の男体山が標高871m、東側の女体山が標高877mです。以前は交通の便が悪かったようですが、2005年につくばエクスプレス(TX)が開業、と同時につくば駅前からの直行シャトルバスの運行が開始されたことでアクセスが良くなり、訪れる人も多くなっているようです。私もつくばエクスプレスと直行シャトルバスを利用しました。

今回の登山ルートはこんな感じです。

行きは直行シャトルバスで筑波山神社で下車、神社を抜けて御幸ヶ原コースで男体山頂上へ、そこから女体山頂上へ行き、下山はロープウェイでつつじヶ丘に下り、そこから直行シャトルバスでつくば駅に戻りました。

帰りはつつじヶ丘からと決めていたものの、女体山頂に着いた時の様子で歩いて下山するかロープウェイに乗るか判断しようと思っていました。で、はい、ロープウェイで下山しました。理由はもちろん、疲れてしまったから(汗)。いや、思っていた以上に大変でした。

それをこれからお伝えします(笑)。

そうそう、さすがの私も筑波山をそんなに甘く見ていたわけではないので、今回はカメラも最小限にしました。持って行ったのはα700本体と、Tamron SP AF17-50mm F2.8 XR Di II、Sigma APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO、Tamron 90mm F2.8 Di MACRO の3本のレンズです。

さて、それでは登山へ出発です。

スタート地点は直行シャトルバスの停留所、筑波山神社です。下車してすぐに大きな鳥居が迎えてくれます。

ここからまずは筑波山神社に向かいます。
最初に見えてくるのが随神門です。徳川三代将軍家光公が1633(寛永10)年に寄進、その後に2度にわたって焼失するもその度に再建され、現在の物は1811(文化8)年に再建されたものです。
随神門を抜けてさらに進むと本堂があります。
さらに筑波山神社の一角には、他とは明らかに趣の異なるこんなものがあります。
これは高さ2.3m、長さ2.5m、直径2.0m、重さ約6tの「宇宙の卵」です。解説には、
万博会場の東ゲートに飾られた科学万博つくば'85のシンボル。強化プラスチック製で銀色鈍く輝く「宇宙の卵」は無数の象徴として生まれみんなであたためる未来の夢が楽しみである。
とありました。さて、貴重な卵を拝んだ後は(笑)、いよいよ登山開始です。ここが御幸ヶ原コースの出発地点になります。
そしていきなり厳しい登山道です。

正直、この時点でかなり不安になりました。こんな道が山頂までずっとだとすると、これは相当厳しそう...。カメラも最小限にしてきて良かった。

途中、ケーブルカーのすぐ横に接するポイントがあり、ちょうどゲーブルカーが来たところでした。

う~ん、初回はケーブルカーに乗った方が良かったかも、とちょっと弱気になったりしましたが、体力を振り絞って登山続行です。

といっても、相変わらず厳しい登山道が続きます。

写真では分かりづらいかもしれませんが、木や石の段差は低くなだらかな段差で通常の階段かそれよりちょっと高め、段差のあるとこは50㎝位、大きな岩の場合は1段が60~70㎝位あるような道なんです。平坦な道はほんの一部で、ほとんどかこんな感じなんです。

正直、本当に今回は辛かったです。決して甘く見ていたわけではありませんが、想定以上に厳しい登山でした。

途中で何度か小休止を撮りながら、登山道の入り口から2時間弱かかって展望台のあるところにやっと到着しました。

しかし、実は男体山の頂上はここではなく、さらに登らなければならないのでした。
きついなぁ。(次回に続く)

東京思考

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