2007年10月14日の開館からしばらくは大変な混雑でしたが、最近は落ち着いているようですし、4歳の娘も十分に楽しめそうなので、初めて行ってきました。
まずはJR大宮駅に、そこからニューシャトル(埼玉新都市交通線)で1駅目の鉄道博物館(大成)駅で下車です。
長いこと大宮市(現さいたま市)に住んでいたことがある私にとっては、このニューシャトルも懐かしいです。そして驚きが2つ。1つは事前に知ってましたが、駅名が大成から鉄道博物館に変わったことです。ニューシャトルが開業した時、特に用事は無かったのですが物珍しさで乗車したのが大宮-大成間でした。今回、20数年ぶりに乗りました。
もう1つの驚きは、このニューシャトルが黒字だという点です。運営する埼玉新都市交通(株)は、埼玉県(35%)、JR東日本(30%)、東武鉄道(5%)、などが出資する第三セクターなのですが、直近4年の業績は営業収益が32億円前後、純利益が1.3~1.9億円となっています。全国に数千ある第三セクターの殆どは赤字で破綻する第三セクターも多く、その債務を地方が引き受けてまた問題になることもあるようですが、埼玉新都市交通は黒字経営なんです。鉄道博物館の効果も大きいのかもしれません。
ちょっと前置きが長くなりました(笑)。
入館してまず行ったのが、ミニシャトルです。
これは、館内の博物館中央駅と博物館北駅を結ぶ時速6kmで走る小さな電車(無料)です。往復の乗車時間は約7分。これは子どもに大人気です。自分で運転するミニ運転列車もあるのですが、こちらは10:00-11:00に整理券をもらはないと乗れません(有料)。
その後は館内見学です。沢山の車両が展示されています。
正直、鉄道には全く詳しくないので、これらの解説とか全然出来ないんですけど(笑)、目の前に展示されているのを見て回るのは楽しかったです。
そんな素人の私でも、
こういうのを見つけると「♪ 8時ちょうどの~、あずさ2号で~♪」が頭の中を流れながら写真を撮ってしまいました(歳がばれる!?)。
それからこちらも必見、HOゲージのものとしては国内最大級の大きさを誇る25m×8mのジオラマです。
最近流行しているミニチュア"風"写真ではなく、正真正銘本物のミニチュア写真が撮れます(笑)。
鉄道ファンでなくても十二分に楽しめる鉄道博物館、混雑も落ち着いた様子でしたし、写真好きの人なら撮影の練習(!?)にもなる違った楽しみもありますので、お勧めです。
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