第一京浜沿、鉄道の高架や建物に囲まれて真新しい鳥居がありました。
良く見ると、日比谷神社と書いてあります。こんなところに神社があるとは知りませんでした。
日比谷神社、調べてみると、元々は現在の日比谷公園内の大塚山に鎮座していたんだそうです。江戸城の拡張の際に現在の東新橋に遷座、さらに明治時代に東海道線の敷設で遷座、さらに環状2号線の予定地に当たってしまったため、2009年7月にこの場所へ遷座となったということです。
建てられて間もないので御社殿は非常に綺麗です。
境内には虫歯虫封じに御利益があるとされる鯖稲荷もあります。
日比谷にあったころ旅人に神社の社務所を開放したことから「旅泊(さば)稲荷」と呼ばれていたのが、新橋に遷った後に魚の鯖に変わり、現在の「鯖稲荷」になったそうです。
同じ東京23区内でも、1000年以上もそこにある神社もあれば、江戸・明治・平成と時代の都市計画によって場所を移動してきた神社もあり、それぞれに歴史があるんですね。
■ 日比谷神社
東京都港区東新橋2-1-1
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