サイバーショット DSC-W380

このブログでもご紹介している通り、私はDSLR-A700(α700)というデジタル一眼レフカメラを使っているのでが、ちょっとした宴会とか日頃から鞄にいれておくような、いわゆるコンパクトデジカメを持っていなかったのです。で、今回、ソニーから発売されたサイバーショットDSC-W380を購入しました。
この機種に決めた理由は、広角側の画角が24mm(35mmフィルム換算)でF値がF2.4であることです。

そこで、ウチの奥さんが使っているDSC-W80(3年前に購入)とこのDSC-W80、それからDSLR-A700(α700)のJPEGとRAW起こしの画像を比較してみました。DSLR-A700(α700)の撮影で使用したレンズは、Sigmaの24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACROです。

なかなか難しかったのが、このクラスのコンパクトデジカメの場合、ISOとかは指定出来ても絞り等の細かい設定まではマニュアルで出来ないこと、また、ホワイトバランスがどうしても異なってしまうことです。

今回は、ISO200/F3.2で、ホワイトバランスをそれぞれ白熱灯に設定して撮影した後、Photoshop Elements 7で、各写真のお内裏様の上唇中心が白になるようにカラーバランスを補正し、600×400でお内裏様とお雛様を中心にトリミングしています。RAW画像はPhotoshop Elements 7の自動処理で現像しました

【DSC-W80】
【DSC-W380】
【DSLR-A700 (JPEG) 】
【DSLR-A700 (RAW) 】

DSC-W80とDSC-W380を比較すると、3年間の技術の進歩を感じます。DSC-W80も現在でも現役で活躍できる画質ですが、画像処理技術の進歩のおかげで、やはりDSC-W380の方が綺麗です。

DSC-W380とDSLR-A700(JPEG)を比較すると、もちろんレンズの特性もありますが、背景のボケかたや色のヌケかたを比較すれば、さすがデジ一眼+大口径レンズというのが見えます。

そして今回、私自身も一番驚き、再認識させられたのがDSLR-A700(RAW)の凄さです。人形の顔の立体感を見比べてみて下さい。このブログに掲載しているのは600×400でわずか24万画素の画像なのですが、それでもはっきり画質の差が出ています。

と、図らずもDSLR-A700(RAW)の凄さを再確認しつつ(笑)、技術の進歩を見せてくれたDSC-W380は、日頃持ち歩くのには十分な実力を見せてくれ、24mm/F2.4というスペックはありがたく、なかなか良い買い物が出来たと思います。

東京思考

日常の出来事や、気ままに撮った写真など。

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