うちの奥さんがあるバーゲンで、スイスメーカー製の木のオルゴールを買ってきました。
オルゴールは木製です。紐を下に引くとゼンマイが巻かれ、太陽も木の裏側に隠れます。オルゴールの音楽と共に木の後ろからだんだん太陽が昇ってくるというもので、良くできています。
メーカーは、スイスのキーナー社。調べてみると、会社の創業者はカテリン・キーナー（Kathrin Kiener）という方でした。この方はもともと幼稚園の先生で、子どもたちのためにいろいろなものを手作りしていて、その物づくりの思いが強くなり、幼稚園の先生をやめ1973年におもちゃ作りの会社を設立されました。キーナー社の大きな特徴は自社生産しておらず、製造を外部に委託していること、そしてその委託先はチューリッヒ郊外にある、自閉症やアルコール中毒者、その他こころに問題のある人たちが暮らす更生園に併設されている木工所なんだそうです。
キーナーさん、およびキーナー社に関しては、こちらのページが参考になります。
バーゲンで目にとまった木のオルゴール、製品としても生い立ちとしても興味深いものに巡り会いました。
<追記> 以前にブログに掲載した 木の玩具 絵合わせパズル も同じくキーナー社製でした。
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