懐かしい味、大和屋さん

柴又といえばフーテンの寅さん、このゴールデンウィークにもたくさんの人が訪れいるようです。帝釈天の参道には雑誌やテレビで有名なお店がずらっと並んでいて、特に有名なのは映画の中の「くるまや」のモデルとなった高木屋老舗さんでしょう。でも、参道のお食事処として私が一番のお気に入りは、大和屋さんです。

数年前、初めて柴又を訪れた時に昼食のお店を探していた際に、店先で揚げる天婦羅の香りに誘われて入ったのが大和屋さんでした。なんとも暖かく、寅さんの映画にそのまま出てきそうな雰囲気のお店です。器も盛り付けも大袈裟ではなく、構えた様子など全然無くて、そしてもちろん、天丼が美味しいんです。高級なお店の天丼とは異なりつゆが甘めで、それが不思議と懐かしさを感じさせてくれる味なのです。

私は事前知識が全くありませんでしたが、お店に山田洋次監督の色紙が飾ってありました。映画ファンには有名なお店なのでしょう。

柴又には鰻・川魚・寿司・蕎麦の有名なお店が沢山あります。それらのお店もきっと美味しいはずです。「きっと」というのは、私には料理も値段も雰囲気も敷居が高くて近寄り難い店が多く、入ったことがほとんど無いからです(汗)。だから、他と比較してうんぬんとかでは毛頭無くて、私が勝手に大和屋さんをお気に入りなだけ(笑)。

でも、お気に入りってそういうもんでしょう。そう、私は大和屋さんがお気に入り。それだけ。ただ、それだけです。

東京思考

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