大光明寺 (以前は極楽寺)

祝日の今日は天気が良く暑い日になりました。東京の最高気温は32度ということで、家の中でゆっくりしていたいところですが、日頃の運動不足を解消するためにカメラを持って散歩に出かけました。歩いて向かった先は柴又帝釈天、家から1時間まではかからないウォーキングです。

その途中に見つけたのが、葛飾区高砂にある大光明寺で、中川の側にあります

遠くからも見えますが、特徴的なのが上に鐘がある山門です。
先月29日に亡くなられた地井武男さんが、有名なレギュラー番組『ちい散歩』で京成高砂を散歩した際に大光明寺に立ち寄り、お寺の住職に鐘を見せてもらったそうです。

実はこの大光明寺、創立されたのは2005(平成17)年です。もともとは弘安年間(1278~1287年)に創立された浄土宗の極楽寺という歴史あるお寺がありましたが、その極楽寺が破産、寺社境内はそのままで引き継いで現在の大光明寺が創られたということです。

お寺が破産(経営破綻)するとはびっくりしたのですが、調べてみると、長引く不況のせいか全国的にも起きているようで、お寺の危機は昨年NHKのクローズアップ現代でも取り上げられたテーマでした。なかなか大変なようです。

話は戻って大光明寺ですが、単立(包括宗教法人に属さない独立した宗教法人)だそうです。中に入ると極楽寺から引き継いだ歴史を感じさせる本堂があります。

この大光明寺で私の目を惹いたのが、芸能塚です。
葛飾区高砂のお寺の境内に芸能塚? なんか不思議です。寄進者にはマセキ芸能社や東ハチロー事務所といった有名所から名前を聞いたことのない小さそうな(失礼)事務所まで、いろいな名前が連なってます。

1973(昭和48)年7月建立とあったので極楽寺の時に建てられたようですが、いずれにしても不思議な芸能塚です。

東貴博さんはご存じなのでしょうか? 今度、ラジオビバリー昼ズにメールを送ってみようかな。

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