ドメーヌ・デ・ロンズ・ボジョレー・ヴィラージュ・テラヴィティス 2011

今年もボジョレーの季節がやってきました。

2008年はジョルジュ・ブラン・ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー、2009年と2010年はマルセル・ラピエール ボジョレー・ヌーボー を楽しみました。

マルセル・ラピエール氏はフランス自然派ワインの巨匠と呼ばれ、自然派の礎を築いた人物で彼の影響を受けた自然派生産者はたくさんいます。非常に残念なことに、2010年10月10日に60歳の若さで永眠しました。彼のボジョレーは、自然で優しい味、それでいてボジョレーとは思えないほどしっかりとした葡萄の味わいがあり、大変美味しくて気に入ってました。現在、息子のマチュー・ラピエールが継いで今年もボジョレーを出していますが、私としてはいったん区切りをつける感じで、今年は別の銘柄を選びました。

今年は、ドメーヌ・デ・ロンズ・ボジョレー・ヴィラージュ・テラヴィティス 2011です。

正直ちょっと有名すぎるというか、特に日本ではアナウンサーや大物政治家も大絶賛という謳い文句が宣伝に付けられている点が抵抗ありましたが、現地フランスの輸出業者の間でも絶賛ということで、選びました。

解説では、

ボジョレーの中でも、特級ボジョレー格付けを持つレニエ村とモルゴン村の美しい景色の中にその畑はあり、しかも今回ご紹介のボジョレー・ヌーヴォーのボトルの中には、そんな特級レニエ村の有機ブドウが100%!!。しかも、どんどん商業化が進み、特に日本への輸出のためにステンレスの大型タンクでの大量生産する造り手が増えるボジョレー・ヌーヴォーにあって、未だに伝統の味を守りコンクリートタンクでじっくり醸造!!。

ということです。

飲んでみると、非常にすっきりとしていて正にボジョレーという感じですが、それでいて薄いとか味が弱いという感じはなく、評判通りに美味しいワインでした。確かにこれは有名になるワインですね。

値段も高くないので、今年まだボジョレーを飲んでない方、別のも試して見たい方、いかがでしょうか。

東京思考

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