ブリキのおもちゃ

先週の日曜日、20日に葛飾区和菓子フェアに行ってきました。
葛飾区内の和菓子のお店が集まって、自慢の和菓子の展示と販売が行われていました。
その他にも、製作で使われる型とそれで作られた和菓子、また、各月毎に銘打たれた和菓子などの展示もありました。

私たちが行った時間帯にもよるのかもしれませんが、人がまばらでちょっと寂しい感じでした。もっとにぎわっている感じが欲しかったです。次回に期待です。

さて、会場の2階では別のイベントをやっている様子。わいわいフェスティバルという名前のイベントらしく、このまま帰るのもなんなので、そちらも観に行ってみることにしました。

国産小麦粉のうどん、国産蕎麦粉のそば、宮内庁献上品のまいたけ、手作り革の鞄、ニット製品、宝飾品、アクセサリーなどなど、様々なお店が出店していました。

その中で私が俄然興味をひかれたのが、ブリキのおもちゃのコーナーです。

こちらは、三幸製作所というブリキのおもちゃを製作している老舗のメーカーです。そうなんです。葛飾にはブリキのおもちゃを作る会社が今も健在なんです。お話を伺うと、何度かTV番組でも紹介されたことがあるそうです。また、製作所ですからメーカーへの納品であって小売りはしてないのですが、今回はフェスティバルということで特別に直接販売しているということでした。
私自身はブリキのおもちゃ全盛期より後の世代なんですが、それでもやっぱり楽しいんですよねぇ。昔ながらのものもあれば、時代と共に形を変化させているものもあります。例えばキーフォルダーもそうで、根付を変えて携帯アクセサリーです。
こちらは伝統のロボットです。それでも昔と同じタイプもあればデザインをちょっと変えているものもあります。デコレーションされているロボットは新しい遊び方かも(笑)。
電車も昔からの定番ですが、こちらも最新型の車両のも製作されています。

他にも自動車や金魚やいろいろあり、見ているだけでも楽しいです。けど、やっぱり、なぁ~んか欲しくなっちゃいますよね。

はい、買ってしまいました(笑)。

まずは、パンダ号。ゼンマイで走るパンダが乗ってる車です。上野動物園にパンダがまたやって来るということで、タイムリーな一品です(笑)。

よく見ると、ゼンマイを巻く金具がちょっと大きいと思いませんか? 実はわざとこの大きさなんです。パンダ号が走り出すと巻いたゼンマイも戻り始め、巻く金具もくるくる回り始めます。そして金具が縦になると金具の先端が地面に接地してつっかえ棒になります。そうするとそれを軸にコンパスのようにパンダ号が回転して走る向きが180度反対になり、ちょうどそのタイミングで金具もまた地面から離れて、パンダ号はまた走り出す、となります。

つまり、走って行ったパンダ号が180度向きを変えて戻って来るんです。もちろんまた向きを戻して入って行って、そしてまた戻ってきてという動きです。凄いですよね。そういう動きをマイコンとかLSIとかそういうので制御するのではなくて、ゼンマイを巻く金具の長さを一つの工夫で実現してしまうんですから。

それからこれ、先ほど紹介した金魚のストラップ。なかなか洒落ていると思いませんか。

そしてこちらが電車です。なんと0系新幹線ですよ。外箱の印刷も伝統を感じさせるもので、良い雰囲気ですよね。

パンダ号と新幹線は、下の子(男の子)がもうちょっと大きくなったらあげる予定です。平成2ケタ生まれでもブリキのおもちゃはきっと楽しいはず。

というか、まぁ、自分が楽しくて買っちゃったんですけど(笑)。

東京思考

日常の出来事や、気ままに撮った写真など。

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